公式LINEで以下の問題が発生しています:
- 新規登録者がスタンプを送信すると自動で「過去に行ったイベント状況」が送られるが、その後のチャットで同じ内容が再送されてしまう。
- 担当者の対応時間帯が不規則なため、自動応答を一回限りに設定し、以降のチャットは担当者が個別に対応したい。
解決策の提案
方法1: タグと自動応答の組み合わせ
LINE公式アカウントでは、タグ機能と自動応答機能を組み合わせて設定することで、同じ内容のメッセージを一度だけ送信することができます。
- タグの設定:
- 新規登録者にスタンプを送信してもらうと同時に、特定のタグ(例:「初回応答済み」)を自動で付与します。
- タグは一度付与されると、そのタグが付いたユーザーには同じ自動応答メッセージが送られないように設定できます。
- 自動応答の設定:
- 「初回応答済み」のタグが付いていないユーザーに対してのみ「過去に行ったイベント状況」のメッセージを送信する自動応答を設定します。
- タグが付いたユーザーには自動応答が送られないようにします。
方法2: APIを使用する
もしプログラミングに慣れている場合、LINE Messaging APIを使用してカスタムな応答システムを構築することも可能です。
- 初回応答のログを管理:
- 新規登録者に自動応答を送信した後、そのユーザーIDをデータベースに保存します。
- 以降のメッセージについては、データベースをチェックし、既に応答済みのユーザーには自動応答を送らないように制御します。
- 応答状態の管理:
- 特定のキーワード(例:「参加希望」など)をトリガーにして、個別対応が必要なメッセージを担当者に通知します。
- 担当者が対応可能なときに、個別チャットで回答します。
設定手順の具体例
以下は、タグと自動応答機能を組み合わせた方法の設定手順の一例です。
- LINE公式アカウント管理画面にログイン:
- 「自動応答」メニューに移動します。
- 新規登録者がスタンプを送信したときの自動応答メッセージを設定し、「初回応答済み」タグを付与します。
- タグに基づく自動応答の設定:
- 自動応答の条件設定画面で「初回応答済み」タグが付いていないユーザーに対してのみ、特定のメッセージ(「過去に行ったイベント状況」)を送信するように設定します。
- タグ付与後の自動応答をオフにする設定:
- 一度「初回応答済み」タグが付与されたユーザーには、自動応答をオフにする設定を追加します。
これにより、新規登録者には一度だけ「過去に行ったイベント状況」を送信し、それ以降は担当者が個別に対応することが可能になります。
ご不明点があれば、さらに詳しくご説明いたしますので、どうぞお気軽にお知らせください。